疲労がピークに達してしまったのだろう…視界がぼやけてきたが泊まるところを見つれられないでいた。
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注意
この記事は私の失踪時の体験談となっていますが失踪による事件等に関与した内容ではありません。
この記事は失踪及び犯罪を助長する内容ではありません。また特定の人物に危害を加えるものではありません。
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2018/3/20(火) 20:00
昭和通りに戻りこの日泊まる場所を探すことにした。
12時間コースで部屋をとるにしても退出時間のことを考えるならもう少し遅い時間に入りたいところ。
それに昼にドリアを食べたきりでお腹も空いてきた。
ファーストフードでいいからどこかの店で食べながら時間を潰したいところだが帰りの便は明後日、まだ日もあるし何かあった時のことも考えてたら今は出費を抑えたい。
ここは我慢して歩くことにした。
時間を潰すことを考えるのはまずは見つけてからにしよう。
しかし昭和通りなら見つけやすいかもしれないとは言ったものの不慣れな土地であることには変わらない。
加えて今までの記事でも書いたが私は地図を見るのが苦手なのだ。
そのせいでやみくもに歩くことが多くなっているのだが今回もそうなってしまった。
先に話すと目的地には昭和通り口を出たらすぐ左に曲がってそのまままっすぐ歩いたら1~2分程度で着く。
しかし私はすぐ左に曲がらず横断歩道を渡ってしまい向かい側の道を探しはじめてしまった。
当然だがそこにあるはずもなく、すぐに見つかるものだと思っていたので焦り出す。
更に道を外れて裏路地に入ってみたがどうにもなさそうな感じだ。
このままもっと奥までいくか考えたが引き返した方が良さそうな気がしたので引き返すことにしたが、そのとき急に視界がぼやけだしてきた。
ここにきて疲労が一気にきたのだろうか?今わかることはこのままではマズイということ。
しかしどうしたらいいだろうか?座って食事でもしたほうがいいか?だがやはり出費はできるだけ控えたい。
それに今の状態を考えたら割高になっても一刻も早く部屋を借りて休んだ方がいいだろう。
やはり食事はしないことにしたが何も摂取しないのは流石によくないと思い近くにあったセブンイレブンに入り栄養ドリンクを購入してそれを飲む。
気休めだが何もないよりはいいだろう。コンビニで小休止した後私は昭和通り口まで戻った…
一度戻ってみたがどうしたものか、ヨドバシまで戻り再検索することも考えたが、ここでようやく気づく。
横断歩道を渡らずにそのまま左にあるのではと。そのときはダメ元だったがとにかく歩いて見ることにする。
必死で目を凝らして店の看板を探す。そして歩き出してまもなく目的地にたどり着いた。
ようやく見つかった…
正しく歩いていればこんなに苦労せずに済んだのだがこの時はただ安堵した。
一呼吸して私は店へと入る。
店の料金表をみるとナイトコースの案内がなかった。やはりまだ早かったのだろうか?しかしもう体力的に限界がきていたので3150円を支払い12時間コースを指定。
受付を済ませて真っ先に部屋に入り、そして私は急いで体を横にした。
そのまま体を伸ばし疲れをとる。
しばらくは何もせずゴロゴロしていて落ち着いたので回りを見渡す余裕ができた。その時に店の料金表を再確認する。
昨日の店と料金表が違うのかとも思ったがどうやら同じようだった、ナイトコースは22時からとのことなのでやはり早すぎたのだ。
そして受付時間を確認するとなんと21時半過ぎになっていた。
後30分くらい遅く入ればナイトコースで受付できたのだ!
通常料金と比べたらファーストフード店でセットメニューを食べてもお釣りがくるほど料金差がある。
これならファーストフード店で夕食をとって時間を潰しておけばよかった…
出費を抑えるつもりがかえって出費がかさんでしまったと思うとショックを隠しきれない。
だがもう過ぎたことだ。私はあきらめて最後の非常食として残していた一本満足バーを食べてそのままふて寝したのだった…
失踪経験の中でも特に色濃い2日目が終わり、私の失踪も3日目に差し掛かった。
3日目は秋葉原で丸一日過ごすことになる。
次回、【三十路手前の失踪者】3日目編スタート!!
【3日目】に続く…
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